プリズムが虹を見せる様子では説明できず。
自分は虚無にいる。とても寂しい虚無の中だ。
虚無と外界の間には分厚い障壁があり、
その障壁は音と触覚以外を遮っている。
五感すべて機能しているはずなのに障壁がある。
その障壁はとある魔力だけは通過させるらしく、
魔力と一緒に流れてきた映像だけはくっきりしている。
その映像が見えたとき、嬉しくてまた見たいと思ってしまう。
いつしか魔力を虚無の中に留めておきたいという気持ちが強くなり空想世界が虚無の中に発生した。
しかし魔力は虚無の中の空想世界でひとり歩きを始めるのであった。
その後障壁越しに見える魔力の発生源と空想世界で動き始めた魔力は違う方向を向いている。
だんだん元の感じた魔力がどんなものだったのかわからなくなり空想世界が正しいと思うようになり、ただ苦痛を伴うものとなっていく...
まだ未完成です。
自分の頭の中ではこうなっています。
恋愛がカテゴリとしては一番近いと思います。
ただ、恋愛じゃない気もします。
苦しいです。
あと少しで何かわかりそうなのに。