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自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.co95
2年前
はじめまして、co95です。 私は、いくつもの「自分」がいるような状態をここ数年続けています。 これに対して悩んでいるというわけでもなかったのですが、他に残しておける場を思いつきませんでしたので、投稿いたします。 これが妄想・せん妄の類いなのか、乖離性同一性障害に含まれるものなのか、或いは私の知らない何かなのかは医師の診断を受けておりませんので分かりません。 ただ私の中に多数の「自分」が存在していることは確かです。 幾つかの「自分」の例と、彼らの得意とするものを挙げてみようと思います。 友人・知人の前にいる時の「自分」。 両親の前にいる時の「自分」。 カウンセラーの先生の前にいる時の「自分」。 ネット友達の前にいる時の「自分」。 匿名アプリで呟いている時の「自分」。 1人でいる時の「自分」。 どれも違う「自分」がいて、それぞれが得意な対応をしています。 友人・知人の前では、誰にでも当たり障りなく対応できる社会的な「自分」。 両親の前では、機嫌を損ねない言葉を探し、不必要なことを言わない寡黙な「自分」。 カウンセラーの先生の前では、心配させないように、けれど自分のことも話す駆け引き上手な「自分」。 ネット友達の前では、好きなものに対して一途で、他に全く興味のない「自分」。 匿名アプリの中では受け取った苦痛に耐えきれずに暴言を吐き続ける「自分」。 1人でいるときには、無気力で、今もこうして沈みつつ、何もできないことを嘆く「自分」。 このような「自分」と併存しています。私1人でこれら全てはできません。他の「自分」たちはとても優秀で、助けられています。 また、このほかにも幾つか居る気がしますが、私自身がわかるのはこの範囲です。 今挙げたものは、今この投稿をしている私と意識が根で繋がっているような「自分」なので、何をしているのかを知っています(暴言を吐く「自分」に関しては少し感情が落ち着いてから情報を共有してくれる感じですが…)。 また、把握できないものでも数ヶ月に一度ほど、感情の起伏が薄くて、けれどどんな「自分」よりも有能な「自分」が対応をしているようです。 私は知らなかったのですが、両親の不仲などに直面した際、記憶はほぼないのですが、私が取りまとめ、なんとかしたようです。 時折記憶の抜け落ちる所では、あの「自分」が動いてくれているようです。 そも、ここまで書いている「自分」という表現すら何とも違和感のあるものです。 普段の生活では彼らには名前が付いています。本人たちが名前を出すことを嫌がるので出せませんでした。 彼らは、常に私の頭の中の奥の方の部屋にいて、こちらを覗いているような状態です。そして、必要になったらスイッチングしてそちらに担当を切り替えます。時間がかかるものと、かからないものがあります。慌てて交代すると後でとても疲れます。脳が筋肉痛みたいになって精神力を根こそぎ持っていかれます。 あまり仲のよくない「自分」もいるようで、交代しているときに別の「自分」が出ていた時の話をされると不機嫌になっていることがあります。私自身は不仲な「自分」がいないので、大変そうだなぁと他人事に思っています。 こうして私が投稿を考えている間にも、複数の「自分」からの校閲が入っています。 ここに来る私は、おそらく現在投稿を打ち込んでいる私です。他の「自分」とは違って、ほとんど何もできない「自分」なので、せめて少しは思考を整理して、ほかの「自分」の役に立ちたいのです。 もし頼まれたら、他の「自分」の代理投稿も頑張ってみようと思います。もしも見かけたときには、「またやってるよ」くらいに思っていただければ幸いです。
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