自分のことを肯定的に捉えることができず、自己嫌悪状態に陥っている現在の状況を直したいようです。

「自分のことが好きになってみたい」「自分が嫌いな自分を直したい」と思ったのですね。 とても嬉しく、あなたを応援したいです。 自分が好きになるためのカギは、行動ではなく態度にあります。 そして「態度」の中で最も基本となるのが自分の心に関心を持つことです。 あなたは今、何をどう思っていて、どんな気持ちで、何を望んでいるでしょうか。 どんな行動をしていて、それはどうして、どんな気持ちでやっているでしょうか。 あなた自身の心を覗いてみましょう。 次に持つべき態度は、関心を持って覗いてみたあなたの心を非難しない態度こと。 例え、あなたが友人に最近の出来事について喋ったとしましょう。 その後、帰宅して会話を振り蹴ってみたら、友人には人の悪口に聞こえたかも知れないと少し心配になってしまいました。 このような時、「悪口を言ったのは悪かった」と決めつけ、当時のことを噛み締めながら自分自身を苦しめて続けたら、つい自分の心を非難する態度が出てきたりします。これからは、自らを非難しないことを意識しましょう。もしほんとうにあなたが悪かったとしても、同じミスを繰り返さないと反省するだけでいいのです。 3つ目は自らを率直に受け入れること。 愛されたい・認められたい・いじめられたくない・チヤホヤされたい… このような欲を隠す必要はもうありません。堂々と受け入れましょう。 また、怖くて避けたかったり、どこかに隠れたいという不快な感情や気持ちする時も 「そういうこともある」と自分に言い聞かせるのです。 4つ目は他人と比べないこと。 わがままというは絶対的な基準がなく、あなたがわがままだというのも自ら定めた基準で決めつけたことかもしれません。どうして自分は人より生活能力がないんだ！と他の人を基準にして自分ことを比べるのはもうやめましょう。他人と比べる習慣は自分を苦しめてしまいます。 人はみんなそれぞれ違う背景を持っています。犬とオオカミは遺伝子の99％以上が一致するのですが、犬は人が懐けやすく、オオカミに比べて弱く見られる反面、オオカミは独立的で強く見られます。これは生まれた環境と生きてきた環境の違いからできた差に過ぎません。犬がオオカミより身体的には劣等かもしれませんが、人間に懐き、人間の力を借りることができる犬は、オオカミとは違う強みを持っているのです。 ある研究によると、鬱になりやすい人ほど自分自身を非難することにエネルギーを費やする傾向があるといいます。それで幸せになれるとまだいいのですが、鬱になりやすい人は、他人と自分を比べることで自分を責め、さらに憂鬱になってしまいます。自分を他人と比べて自らを苦しめることはもうやめましょう。 最後に、自分の幸せに条件をつけないこと。 幸せそうに見える人の生き方が必ずしも私が幸せになれる正解ではないかもしれません。 幸せは外にあるのではないです。手を伸ばすことのできない遠くにあるわけでもないです。 今、ここ、この場、この瞬間にあります。

あなたならではの生き方を見つけてみましょう。 生まれつきの個性や性格のまま生きても良い。人に意見をぶつけるあなたでいいのです。 「私、人に物申すタイプだけど、それが何だって？」 あなたが好きなこと、追求すること、嫌いなこと、避けたいことなど、このようなすべてはあなたならではの個性です。まず、あなた自身の個性を尊重してあげましょう。故意に人に迷惑をかけるわけでなければ、何も問題はありません。 「故意」と言いましたが、意図せず、人に迷惑をかけたなら、謝って、もう同じようなことを繰り返さないように気をつければ良いのです。別に自分を責め、苦しめる必要はありません。 もちろん、習慣や態度をいきなり変えることは簡単ではありません。 習慣というのは、無意識が根付いてあるものですから。 生きにり自分のことを肯定的に考えようとしても簡単にできない理由はこれまでの習慣が根強くあるからです。 鬱になりやすいことや、自分を否定的に捉えること、否定的に考えること、自分を責めることもあなたにできた習慣です。

今回提案した「自分が好きになる方法」をぜひ試してみましょう。きっと、ありのままのあなたを受け入れられ、また、幸せも見つけられるでしょう。 でも、うまくいかないからと自責はしないでください。習慣はそう簡単には変わらないものですから。 なお、「自分を愛する方法」をコーチングしてもらいたいなら、心理カウンセリングを受けてみるのもおすすめします。自分自身に対する考え、価値観、これまでの人生を振り返り、自分自身に関心を持って「自分を理解するための練習」をカウンセラーと一緒に行なうのです。「自分自身を愛する方法」が知りたいと、勇気を出して言い出してみましょう。 また、あなたのこころにマモリメ( ˙▿˙ )が必要な時は、気軽にお越しください。 あなたの心、マモリメが守ります(╹౪╹ )و ̑̑