【リアルレビュー】毎日が憂うつで、自分を責めてばかりいた私が変われた理由
【リアルレビュー】毎日が憂うつで、自分を責めてばかりいた私が変われた理由
2025. 5. 7


マインドカフェ リアルレビュー

マインドカフェをご利用された方の実際の心理カウンセリング体験を通じて、「カウンセリングってどうなんだろう」と迷っている方に、少しでも勇気を届けたい。そんな思いからこの企画が始まりました。

今回お届けするのは韓国のマインドカフェでカウンセリングを受けられた韓国人のKさんのレビューです❣


毎日が憂うつで、自分を責めてばかりいた私が変われた理由

感情的に折れて、自分を責め続けていたKさん。

そんな時間を乗り越え、「自分をもっと理解してあげよう」と思えるようになり、前に進めるようになった体験をぜひご覧ください。


Q.こんにちは、Kさん。カウンセリングを受けようと思ったきっかけは何ですか?

まず一番の理由は、「自分自身のことをもっと知りたい」と思ったからです。

心理に関する本を読んでみたりもしましたが、ひとりで本を読むだけでは限界があり、「本当に自分のことを理解できているのかな?」と感じていました。

また、1年間ほど心療内科に通っていたのですが、担当医から「診療よりもカウンセリングに切り替えてみたら?」と勧められたことも大きなきっかけでした。


Q.カウンセリングを受ける前、一番迷っていたことは何ですか?

やはり「費用面」でした。

当時私は20代前半の大学生で、アルバイト収入の中からカウンセリング費用を出さなければなりませんでした。

「本当に、その費用に見合った価値や効果があるのかな」と、正直なところ疑っていたと思います。

また、カウンセラーとの相性や、周囲の目も気になっていました。 韓国ではまだ、メンタルヘルスの話題がタブー視される空気もあり、「カウンセリングを受けるなんて、精神的に大きな問題があると思われるのでは」と心配していました。


Q.バイト収入だけでカウンセリングを続けるのは、経済的に相当大変だったと思いますが、それでも続けられた理由は?

正直に言うと、他のことにお金を使うより、カウンセリングに投資する方がずっと価値があると感じたからです。

少しずつではありますが、自分の抱えていた問題を解決できているという実感がありました。

毎週カウンセリングを受けることで、日常にも前向きな変化が現れたんです。

当時はバイト代の半分以上をカウンセリングに使っていましたが、それだけの価値がありました。

今では、カウンセリングも心療内科の薬も必要なく、普通の生活ができるようになりました。

あのときカウンセリングを受けていなかったら、今も自分の感情に振り回されて、未熟な方法でしか対処できなかったと思います。

問題を自分で解決できる力を身につけられた――本当に意味のある投資でした。

Q.とても前向きな変化ですね!初めてのカウンセリングはどうでしたか?

正直、最初はまったく期待していませんでした。

当時は人間関係への信頼も失っていて、

「とりあえず受けてみよう。これもダメなら、もうこれは自分の運命だ」と、半ば諦めの気持ちでした。

以前にも一度だけカウンセリングを受けたことがありましたが、移動や時間の制約があって不便だったため、マインドカフェを選びました。

最初に出会ったA先生は、カウンセリング経験が豊富な方で、まるで人生の知恵をたくさん持った大人にアドバイスをもらっているような感覚でした。

とても丁寧にリードしてくださって、励まされながら成長できたことに感謝しています。

Q.カウンセリングを通じて、一番大きく変わったことは何ですか?

たくさんありますが、一番は「ネガティブな感情に振り回されなくなったこと」です。

以前は、一度うつ状態になったり不安になると、その感情に飲み込まれて自分を見失うことが多かったです。

でも今は、そのネガティブな感情も「自分を守ろうとして出てきたものなんだ」と理解できるようになりました。

カウンセラーの先生に、「感情を一つひとつ分けて向き合ってみましょう」と教えていただき、

感情が何を伝えようとしているのかを考えるようになったんです。

Q.Kさんの経験がとてもリアルに伝わります。もっと具体的なお話も聞かせてください。

少し前の話ですが、当時の私は自分のことが大嫌いでした。ネガティブな感情を抱くだけで罪悪感を覚えていたんです。

でも、カウンセリングを通じて初めて「感情のコントロール方法」と「問題解決のプロセス」を学びました。

自問自答しながら「今の自分にできることは?」「今、自分の状態は?」と問いかけて、客観的に状況を見つめ、合理的な判断ができるようになりました。

カウンセラーの先生は単なる相談相手というよりも、人生の先輩として必要な知恵を授けてくれました。

その言葉ひとつひとつが、自分に自信を持てなかった私にとって、大きな支えになったんです。

例えるなら、歩くこともやっとだった私に、少しずつ「筋力」をつけてくれたような時間でした。

Q.最後に、カウンセリングを受けようか迷っている方へメッセージをお願いします。

私は大人になっても、感情のコントロールに関してはまだ「赤ちゃん」みたいなものでした。

でも、赤ちゃんもやがて両足で立って歩けるようになるように、感情も「筋肉」がつけばコントロールできるようになります。

その感情の筋肉をどうやって鍛えるか――

その方法のひとつが心理カウンセリングだと思います。

カウンセラーとの時間を通じて、私は少しずつ感情の筋肉を育て、自分の足で人生を歩ける力を身につけました。

正直に言うと、一番伝えたいのはこの一言です。

「カウンセリング、こんなにいいのに、なんで受けないんですか?」

人に頼らなくても、自分の力で立ち直れるようになります。 他人の言葉に振り回されることも減ります。

なぜなら、本当の答えは自分の中にあると分かるようになるからです。 自分を理解し、自分の声に耳を傾ければ、ちゃんと答えは見えてきます。

迷っているなら、絶対に受けた方がいいですよ!(笑)

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