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#幸せのお裾分けします #今とても幸せです #助けてくれてありがとう
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#小説のような出逢い #話長ッッ #革命家とお妃さまと僕
今日の病院は特に混んでるな〜。 うとうとしながら、脚を組み替えた僕。 「おい!いつまで待たせるんだ! 朝から2時間以上待ってるんだぞ!」 斜め後方にいらした 車椅子の男性の声が院内に響いた。 確かに今日は混んでいて、採血を済ませて.. 僕も気付けば、なんだかんだで3時間。笑 声を上げた男性は、僕よりずっと先輩で 車椅子の傍に奥さまが寄り添っていた。 「この時間に来いと言うから来ているのに こんなに待たされるなら予約の意味がないだろ。 いい加減、早くしろ!」 院内に居合わせた人たちの視線が 男性へと移る。 「すみません。すみません。 お願い、やめて。迷惑だから..お願い。」 奥さまは、視線を移した人たちに 頭を下げて謝った..。 男性は、大きな声を止めない。 奥さまのお声は、だんだん小さくか細くなった。 そして、大きく深いため息をついた。 僕は振り返り、男性に話しかけた。 「今日は、めちゃくちゃ混んでいますよね。 60分遅れで診察が進んでいるみたいですよ。」 電子板を指差して診察の遅れを伝えた。 すると男性が言った。 「あんたも長いこと待っているだろ? 待つのも楽じゃない。 診る医者も大変だろうけどな。笑」 優しい言の葉を渡されて、僕は 一瞬.. 戸惑った。 棘の葉を受け取る覚悟をしていたからだ。 その時 僕は、この長い待ち時間、 どんよりとした暗黒の待合室に 革命家が現れた。と思った。笑 お話をうかがうと、 長いこと待っている自分だけではなく、 付き添い人も、患者もみんな大変なんだ。 お医者さんよ、あんたらも大変だろうが 頑張ってくれよ。 「俺はな、激励したかったんだ。」 革命家は語ってくれた。 それに、昨日から治療の一環で お体に入れた異物が合わず どうにも痛くて仕方ないのだそうだ。 電子板の番号が更新される。 革命家が立ち上がり、診察室へ入って行く。 革命家「あんたも大変だろう。負けるなよ。」 僕「はい、ありがとうございます。 大きなチカラをいただきました。」 奥さま「ご迷惑を.. けれど.. なんだか嬉しかったわ。ありがとう。」 男性は、偉大な革命家であり.. 病と闘う勇敢な戦士だ。 そして何より、 支える優しいお妃さまの存在が大事なのだと 僕は感じた。 闘う力強さを見せてくださった偉大な革命家 寄り添い支える優しさを教えてくださったお妃さま 素敵なご夫婦ですね(^-^) 今日もまた..出逢いに感謝。
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