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病気・からだ
#呼吸困難
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35歳になった今でもずっと心のなかに残っている母の記憶は、笑顔よりも、涙を流している母のほうが印象的。 それは私にとって、今までも、たぶんこれからも、ずっと心のなかでモヤモヤとひっかかり続けると思う。 結婚を期に海外から日本に渡ってきた母は、苦労が多く、当時は相談できる相手もいない中で、一人で踏ん張るしかない時期が長かった。 たしか私が小学校の高学年くらいの頃から、当時のつらかった話を母から聞かせられるようになり、話しながら涙する母を見ることが何回かあった。 とても辛そうに涙する母を見ていると、私も心が潰れそうになる思いで、一緒に泣いた。 母にそんな辛い思いをさせたのは、自分自身なんだと感じた。もちろん母は、私を責めたりしていないし、愛情いっぱいに育ててくれた。だけど私自身は、つらそうな母を見ているだけで胸が潰れそうになり、罪悪感でいっぱいになり、今でも申し訳ないと思ってしまう。 それが原因なのか、将来自分は子どもを産まないだろうと思ってきたし、子どもがほしいと思わない。友人やきょうだいが子どもを産む姿を見て、うらやましい気持ちになることもある。でも、自分には子どもは持てない気がしてる。母に、自分を否定されたような気がしているのかもしれない。たぶん母の涙で私は傷ついたんだと思う。自分のせいで母をここまで追い詰めたのかと思うと、悲しくてつらかった。自分という存在を否定されたような気がした。 早く結婚して、孫を見せてほしいと、口では言ってこないけど態度を見ていればわかる。でも、母の言葉と涙を忘れられない私は、結婚も子育てもこわい。なんのために結婚して、なんのために子供を持つのか、わからない。でも周りが幸せそうにしている姿を見ると、羨ましさと、それを実現できない自分に悲しさを感じたりもする。 矛盾した気持ちをずっと整理できないでいる。
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#小さな幸せ #大きな幸せ
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