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自由
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秋になったけど、まだ生きている。 生きる覚悟がなかなか定まらなかったけど、夏にたくさん休んで、カウンセラーにも同居人にも甘えて、自分をひたすら肯定してもらった。私の存在を否定する母親から物理的にも心理的にも距離をとった。ひたすら周りの人に甘えて、否定してくる人をすべてシャットアウトして、自分はもう追い出されない、ここにいてもいいんだということを自分に腹落ちさせた。この過程を経て、生きていたい、生きていてもいいんだと思えるようになった。本来なら、小さい頃に親とこのような関係を築いておくはずだったのかもしれない。今の実感として、無条件に与えられる愛があるだけで、こんなに息がしやすいのかとびっくりしてる。「死ぬ」という選択肢がなりをひそめている。いつも心の何処かにあった、断崖絶壁に追い詰められているような、「私は死ななければならない」という強迫観念が消えた。 あと、アダルトチルドレン克服のワークを受けたのも大きかった。まだ母に対する怒りと憎しみはなくなったわけではないけど、泣きじゃくる5歳くらいの自分がいなくなっただけで、心が軽くなった。母に対する執着が薄れたように思う。憎しみも愛情も、どちらも執着だったから。 だから、私はまだ生きます。そのために就活も始めた。結構落ちてるけど。私は生きて、また猫を飼いたい。一匹でも多くの猫を幸せにしたい。だから、まだ生きたい。
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